中国で異例の大規模摘発、臓器売買ネットワーク137人拘束=医師も関与


【北京時事】より転載

中国で異例の大規模摘発、臓器売買ネットワーク137人拘束=医師も関与

中国公安省は4日までに、北京、河北省など18省・市の警察が連携し、闇で臓器売買を展開していた大掛かりな犯罪ネットワークを摘発したと発表した。28のブローカー組織を検挙、医師18人を含めた計137人を拘束した。これだけ大規模な臓器売買一斉摘発は異例。
 河北省公安当局は今年4月、臓器を地下で売り渡していたブローカー組織に関する端緒をつかんだ。捜査の結果、このグループは北京、山東省、安徽省、河南省などのブローカーと連絡を取り、全国的な臓器売買ネットワークを形成していた。
 調べによると、容疑者はインターネットで腎臓などを売るドナー(臓器提供者)を募集。その後、病院やネット上で臓器移植が必要な患者を探し、連携する病院で生体移植手術を実施していた。

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