中国:2002―2011経済発展報告(済龍 China Press)

中国:2002―2011経済発展報告(済龍 China Press):


済龍 China Press
2012年8月22日、中国国家統計局が、第16次全国代表大会(2002)―第18次全国代表大会(2012)の経済発展報告を発表した。

中国人口は13億4735万人


中国大陸部の人口は、第16次全国代表大会が開催された2002年には12億8453万人であったが、2011年末時点で、13億4735万人にまで増加した。

年齢別にみた人口構成は、2002年には0―14歳が22.4%、15―64歳が70.3%、65歳以上が7.3%であったが、2011年には0―14歳が16.5%、15―64歳が74.4%、65歳以上が9.1%となり、人口の高齢化が進んでいることが明らかとなった。

また、中国人口に都市部住人が占める割合は、2002年には39.09%であったが、2012年には51.27%まで上昇、中国の都市化が進み都市部住人数が農村部住人数を初めて上回る結果となった。

都市部自動車・パソコン・携帯電話保有状況

報告によると、中国都市部家庭の自動車所有台数は、2002年末時点では100家庭当たり0.9台であったが、2011年には18.6台にまで上昇した。
都市部家庭のパソコン所有台数は、2002年末時点では100家庭当たり20.6台であったが、2011年には81.9台にまで上昇した。
携帯電話所有台数は、2002年末時点では100家庭当たり62.9台であったが、2011年には205.3台にまで増加している。

固定資産投資状況

中国の固定資産投資総額は、2003年には5兆5567億元であったが、2011年には31兆1022億元(約384兆1887億円)にまで拡大した。
2003―2011年の固定資産投資総額は、144兆8711億元(約1789兆5145億円)に達している。

中国固定資産投資総額の増加率は、年平均で25.6%の増加となっている。
増加率を年別にみると、2003年は27.7%増、2004年は26.6%増、2005年は26.0%、2006年23.9%増と鈍化を続けていたが、その後上昇傾向に転じ、2007年は24.8%増、2008年25.9%増、2009年には30.0%増にまで上昇した。しかし、2010年には23.8%増にまで下落、2011年は23.5%の増加となっている。

0 件のコメント: