iPhone 4S外見は同じだが中身は完全に一新

注目のSiri、日本語は未対応、順次拡大予定とだけ…



新しく搭載された機能と比べると隔世の感がありますが、目指していたポイントは外していない。

新機能Siriの紹介動画



まさにStar WarsやStar Trekの世界を彷彿とさせる夢のIT執事つきのスマートフォンで
アップルに言わせれば「インテリジェントなアシスタント」であること。ただパターンにあわせて音声認識を実行するだけではなく、「今日の天気は?」「これから雨は降る?」「傘は必要かな?」といった様々な言い回しでの質問を理解して、回答(この場合は天気予報)を示します。Let's talk iPhone イベントで紹介された豊富な事例を挙げれば、時刻表示(パリはいま何時?)、アラーム設定(6時に起こして)、株価、レストラン検索(パロアルトのギリシャ料理を探して)、路線検索など。ナレッジナビゲータは実現した!
たとえば「クリスマスまで何日?」と問えば、「82日」から「2か月と21日」、「0.22年」など、WolframAlphaらしい、そこまでは聞いてない情報がずらりと返ってきます。ライバルの Android では音声操作(認識・入力・検索)が基本機能として搭載されていますが、あちらは言葉通り受けとめて、Googleの検索クエリとして処理するというもの。どちらがどれほどインテリジェントかの比較が待たれます。
また、調べものだけでなく、端末の音声操作もSiriの用途として紹介されています。具体例を挙げれば「ジェイソンに電話」「スーザンに、ここにいると(メールで)伝えてくれ」「The Light of the Sun(曲)を再生して」など。おまけにヘッドセットと組み合わせれば、端末を見ずに操作することも可能になります。たとえばメールが届いたときに「読み上げて」と頼むなど。文字入力も可能なので、そのまま「返信」「仕事は金曜にやります」という感じでメールの返信まで終わらせることができます。カレンダーへの予定入力や、リマインダの設定なども可能。あわせて、テキスト入力時のバーチャルキーボードにマイクボタンが加わり、音声文字入力が可能になりました。
日本語対応、国内での展開が待ち遠しい。



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