オリンパス株価が11日ぶり反発、ストップ高


 11月14日(ブルームバーグ):オリンパス株価が11営業日ぶりに急反発、ストップ高(値幅制限いっぱいの上昇)買い気配のまま、前営業日比 80円高の540円で比例配分された。週末の各紙報道を受けて上場廃止を回避できるとの観測が広がり、大量の買い注文が入った。
14日の東京株式市場で、巨額の損失隠しが発覚したオリンパスの株に買い戻しが殺到し、ストップ高で取引を終えた。値上がりは11営業日ぶり。上場廃止にならない可能性もあるとの思惑によるもので、終値は前週末比80円高の540円だった。

オリンパスが過去の決算を訂正した場合、会社については、証券取引等監視委員会が虚偽記載容疑の刑事告発は見送り、課徴金納付命令の行政処分を検討していると報じられたことが背景。東京証券取引所による上場廃止が回避される可能性に備え、買い戻す動きになった。

オリンパス株は、1カ月前の10月14日に元社長の解任を発表したのをきっかけにほぼ連日売られ、今月10日に東証が、上場廃止の恐れがある監理銘柄に指定した後は一時424円まで下落した。





14日は、前会長の多額の借り入れが問題となっている大王製紙の株も、特に材料がない中で、つられる形で一時ストップ高となり、その後は前週末比70円高の503円で取引を終えた。
元会長の不祥事で騒がれていた大王製紙、何故か吊られる形で一時ストップ高、欧州危機の一段落もあってか?面白い相場展開でした。

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