退陣要求デモのプーチン首相に「孔子平和賞」=本人不在で授賞式-中国



ノーベル平和賞に対抗して中国の大学教授らが創設した「孔子2 件平和賞」の2回目の受賞者に決まったロシアのプーチン首相への授賞式が本人不在のまま北京で9日、行われた。
 授賞理由について選考委員会は「北大西洋条約機構軍によるリビア空爆に徹底して反対した」などとしている。選考委員の1人で、孔子2 件の子孫の孔慶東・北京大教授は「世界は多元的だ。ノーベル賞以外の平和賞があって当然だ」と訴えた。
 授賞式では、主催者側から孔子の像が北京在住のロシア人の女子留学生らに手渡された。ある選考委員は「選挙で忙しく、私たちの準備も間に合わなかった」と話した。

本人も出席しない関係国もない権威の欠片もない平和賞、授賞理由もお笑い種。代理出席の女子大生が美人なのが唯一の救い…



モスクワ(CNN) ロシア下院選の不正疑惑に抗議し、プーチン首相の退陣などを求めるデモが10日、首都モスクワなど全土で展開され、計数万人が参加した。
今月4日投票の下院選では、与党「統一ロシア」が大幅に議席を減らしたものの、かろうじて過半数を維持。8日発表の最終結果によると、統一ロシアの238議席に続き、最大野党の「共産党」が92議席、「公正ロシア」が64議席、「自由民主党」が56議席をそれぞれ獲得した。デモ隊は選挙に不正があったとして、結果を無効とするよう求めている。


先日格闘技のリングに上がったプーチンに対して観客がブーイングの嵐を浴びせかけるという珍しい事態が起こった


ナヴァーリヌイ自身は「一時代の終わりだ」とコメントをだし、リベラル派のウェブサイト「gazeta.ru」は、「公共のイベントでプーチン氏に対する嫌悪感が発露されたことなど、いまだかつてなかった」とコメントした。絶対と云われたプーチンのカリスマ性に影がさしてきていることの証拠だ、と穿った見方をする向きもある。

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