IPOしたリブセンス 25歳の最年少社長がマザーズ上場「実力ある会社」に

東証マザーズ市場に新規上場したリブセンスが後場に入り初値を形成した。公開価格990円を81.8%上回る1800円で初値形成。その後も上値追いの展開。

アルバイト求人サイト「ジョブセンス」などインターネット求人情報サイトを運営しており、成果報酬型の料金体系が差別化を図っている。村上社長は25歳1カ月と最年少上場記録を更新。また現在の上昇企業中でも最年少の社長となる。

"下世話な話かもしれないが、最年少上場の村上太一氏はこのIPOによってどれだけの資産家になるのだろうか。
村上氏はリブセンスの全株式のうち73.83パーセントを保有しているため、株価990円で計算すれば、本日をもって約25億円の資産家となる。また、売り出し株20.5万株のうち、9万株は村上氏の所有から売り出されるため、約9,000万円の現金を手にする。
 
IPOで潤うのは創業者だけではない。従業員のストックオプションについても見てみると、ストックオプションの取得者は1株210円で株を取得し、その後時価で売却することができる。つまり株価が990円のとき売却すれば、1株780円分のキャピタルゲインを得ることができる。ストックオプションは373株分(株式分割により合計74600株)発行されていて、今回のIPOで20人以上の従業員が100万円以上の資産を持つことになる。
 世間の注目は若い社長がどれだけ儲かったかで、ビジネスモデルの将来性などは後回し。先日経済事犯で騒がれ取締役に連なるお爺さん達が、必死に過去の不祥事を隠し通そうとしたオリンパスのお粗末な顛末。
もう経済界も世代交代して、20年も停滞する重苦しいビジネスの世界に、明るい兆しを見出したいです。

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