胡主席、江氏を道連れ 完全引退で「長老政治」ピリオド 要職すべて習氏に

胡主席、江氏を道連れ 完全引退で「長老政治」ピリオド


 開会中の第18回中国共産党大会が14日に閉幕するが、注目される人事に大きな異変がありそうだ。院政を敷くとみられていた胡錦濤総書記(国家主席、69)が党軍事委員会主席も退き、党要職から完全に引退するという。自ら決断することで、江沢民・前総書記(86)らを象徴とする長老政治の排除を画策したとの見方もある。胡氏の思惑とは-。

 5年に1度の中国の未来を占う党大会が閉幕。15日に新体制が発足する。複数のメディアによると、注目が集まる党人事は、胡氏が定年制で総書記を引退するとともに、兼任する党軍事委員会主席も退き、党の要職すべてを次期総書記の習近平国家副主席(59)に譲るという。

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