済龍 China Press より転載
2012年7月19日、中国北京の人民大会堂で、中国―アフリカ協力フォーラム第5回閣僚級会議が開幕した。
胡錦涛主席による講話
当日行われた開幕式では、中国の胡錦涛国家主席が演説を行った。
胡錦涛主席は、近年、アフリカ国家及び国民はたゆまぬ努力によって、世界が注目する大きな発展を遂げているが、アフリカは依然として発展途上にあり、厳しい兆銭に直面していると説明。国際社会は継続してアフリカを支援する必要があると指摘した。
5つの領域でアフリカの発展を維持
胡錦涛主席は、中国は特に5つの分野に重点を置いて、アフリカの発展を支援を行っていく方針であることを明らかにした。
まず第1位に投資及び融資分野における協力関係強化。
中国はアフリカ支援のため、3年以内に最大で200億元規模の融資を提供することを発表した。 特に、インフラ、農業、製造業、中小企業支援に重点を置く方針。
第2にアフリカに対する援助拡大。 中国は3万人のアフリカ人人材を育成する、「アフリカ人人財計画」を実施する。さらに1500人の中国人医師をアフリカに派遣する方針も示した。
第3にアフリカ一体化の支持。 アフリカが進めている、国家間をまたぐインフラ建設計画に、中国企業を積極的に参加させていく。
第4に中国とアフリカの民間交流促進。中国とアフリカの民間団体および研究者の交流を促進する。また中国に「中国―アフリカニュース交流センター」を設立する。
そして第5にアフリカの平和と安定の維持が挙げられている。
中国―アフリカ企業が8件の経済協力プロジェクトに調印
19日には、第4回中国―アフリカ企業家大会も開催された。
今回大会には中国とアフリカ企業20数社が参加。期間中には金融・航空・農業などの分野で8件の経済協力プロジェクトが締結された。プロジェクト契約規模は3億4100万ドルであった。
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