香港株(終了):ハンセン指数、反発-欧州危機めぐる楽観的観測で


9月27日(ブルームバーグ):香港株式市場は、ハンセン指数が反発し、前日の約2年ぶり安値から持ち直した。欧州首脳がソブリン債危機の悪化を食い止めるとの楽観的な見方が広がった。
売り上げの大半を欧州で稼ぐ衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は7.2%高。中国最大の海洋油田会社、中国海洋石油(CNOOC、883 HK)は原油高を受けて、7.7%上昇。石炭会社の中国中煤能源(1898 HK)も高い。
香港を拠点に高級品販売を手掛ける英皇鐘表珠宝(887 HK)は8.9%高。中国本土からの訪問者増加に伴い、売り上げが増えるとの観測から買われた。時価総額で中国2位の保険会社、中国平安保険(集団、2318 HK)は10%超の値上がり。主要株主が保有株数を減らしていないとの発表が好感された。
ハンセン指数は前日比722.75ポイント(4.2%)高の18130.55と、2009年5月以来の大幅高で終了。構成46銘柄中、44銘柄が上昇、2銘柄が値下がり。ハンセン中国企業株(H株)指数は同6.4%高の9294.22。
アンプル・キャピタル(香港)の資産運用ディレクター、アレックス・ウォン氏は「投資家は欧州の状況について何らかの進展を期待しており、中央銀行による一定の流動性注入の可能性も見込んでいる」と指摘。「投資家は依然として弱気だが、市場は売られ過ぎになっており、値ごろ感からの買いが幾分か入っている」と分析した。
あまりにも下げた反動で切り替えしただけ、懸念されてた問題は何も解決されてないと思われます。金相場の大幅安など恐怖度数最高のジェットコースターの様な毎日です。

チャート Xinyi Glass 0868:HK , Nine Dragons Paper 2689:HK


普段から誰もが注目してる銘柄が見事に暴騰、恐慌並み経済不安に包まれた下落局面ではPER,PBR,ROE、配当率も関係無しで下げてましたが、落ち着いて数値を確認すると考えられない程の美味しいポイントで放置されて居たようです。

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豊島逸夫さんの「金銀暴落の真相」 2011年9月27日

今の状況を素人でも判り易いように解説いただいてるので勝手にリンク貼ります。

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